「バイクポロ」という競技
バイクポロをご存知でしょうか。
簡単に言うと
・自転車に乗り
・"マレット"というゲートボールのスティックに似た道具でボールを操り
・ゴールにボールを入れて得点を競う
このような競技です。
競技の歴史は新しく、メッセンジャーたちが仕事の隙間時間に遊びで始めたゲームが発祥とされます。
シンプルなルールと道具、自転車、そしてそこそこに広い場所があればプレーできる、そんな競技です。
シンプルながら奥が深く、"自転車好きなら、やれば必ずハマる!"と言われるほどの競技。
実際「ハマる」こと享け合いです!
今日は、シンプルながら奥深い【バイクポロ】について。
バイクポロのルールや機材を中心にご紹介していきます。
バイクポロのルール
【競技時間】
・1試合:12分間
【競技ルール】
・プレー中は足を地面につけてはいけない
足をついた場合は一度プレーから外れる。プレーに戻るには、コートのセンターライン端に設置した目印などにマレットでタッチしてから戻ること
・接触は許されるが、【マレット同士/バイク同士/ライダーの体同士】の場合に限る
また、接触はボールをキープしているプレイヤーにのみ認められる
【得点方法】
・マレットでボールを打ち、打ったボールがゴールに入れば得点
・得点はマレットの端の丸い部分で打ったボールがゴールに入ったときのみ加算される
①ゴール=①ポイント
【勝敗決定】
・12分間で得点の多い/または5点先取したチームの勝ち
バイクポロに使える自転車
車種問わず、競技で使用可能です。
ただ実際のところは、変速機構無しの【シングルスピード】が使用される場合がほとんどです。
バイクポロをプレイしている人の車体を見ていると、
- シングルスピード
- ギア比「1.3~1.8」
- 素早く停止するため、フロントブレーキには「ディスクブレーキ」
このセッティングがよく見られます。
基本片手運転で、決められた広さのコート内を素早く加速&減速しながらボールを追う競技特性上、変速機を使うタイミングはありません。
変速機を装着しないことで車体も軽量になり、よりクイックに動ける。それがシングルスピードが好まれる理由の一つでもあります。
また、バイクポロの競技中はプレーヤー、車体、マレット同士の接触などが度々おこります。
変速機構がついていると、ディレイラーの破損やそれに伴う落車/負傷なども起こりえます。
人と自転車の両方ともに安全性を持たせる意味でも、シングルスピードをお勧めします。
シングルスピードの一種であるピストバイクももちろん競技使用OK!
ただし、加速減速を足元で行う固定ギアの場合、フリーギアに比べ「小回りが利きづらい」「足元に意識を取られる」などのデメリットもあります(筆者実感済み。笑)。
ともあれ先ずは、"乗り馴れた車体でプレイする"スタイルでOKです!
実際にプレイしてみてから、使いやすく手を加えていけばいいと思います。
また、バイクポロ向けにカスタムしていくときのパーツの入手先について、WEBショップを活用するのも手です。
大阪市内でバイクポロ向けパーツを制作しているところもあるので、ご参考下さい。
▲※外部サイト【自転車カスタムパーツの専門店 『SLiC』】様のページにリンクします
バイクポロに必要な道具
必要になるのは大まかに3つ。
- 自転車
- マレット
- ゴールやコートの目印になるもの(コーンやブロックなど、分かれば何でもOK!)
ますはこれだけあれば、フィールドにゴールを設置してプレイできます!
また、負傷を避けるために【ヘルメット】【グローブ】の用意もあればベストです。
本格的にプレイするなら、接触や転倒のケガは想定しておきましょう!
バイクポロを楽しむために
機材や道具の準備、場所の確保など以前に、ルール/マナーを守ることが競技の上では重要です。
本格的にプレイするにしろアクティビティとしてゆるく遊ぶにしろ、安全面と競技のルール、参加者同士の気遣いを忘れずに楽しみましょう。
ただ乗るだけでも楽しい自転車ですが、バイクポロを通して操作技術も上がります。
なにより自転車での遊びの幅も広がります。
興味がわいたらLet's POLO !!
miki
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