一般的な移動手段
このところ世間を騒がせている「新型コロナウイルス」。
正直、甘く見ていた人も多いとおもいます。僕もその一人です。
景気状況は最悪です。さる”リーマンショック”以来の景気下降とのことです。
さてそんなご時世、政府はさまざまな対応策を練ります。しかして、それだけで果たして最善でしょうか。
子持ち世帯にとっては十分とは思えない給付額。現実的とは思えない支給条件。
世帯収入が支給条件(月収8万円程度)まで落ち込んだ場合を考えたら、その支給条件の月間世帯収入は一ヶ月の家賃で吹き飛ぶレベルです。
・・その額面まで月収が落ち込んで、果たして普通の生活が送れましょうか。笑
さらに、在宅ワーク(いわゆるテレワーク)が取りざたされてますが、実際のところ中小企業はまだまだ「出勤」を余儀なくされます。
出勤の際にかかる「コスト」、そして今なら「コロナ感染リスク」などの衛生面に置いて、メジャーな移動手段「電車移動(電車出勤)」はできれば避けたい所でしょう。
一般的な移動手段といえば
- 電車移動
- 車移動
- 徒歩
- そして
- 自転車移動(チャリ通)
がメジャーです。
今日はこの「自転車移動」がいかにメリットが多いかを考えてみようと思います。
自転車移動(通勤)というスタイル
自転車は誰でも乗れる、免許のいらない「軽車両」です。
乗り物というカテゴリーで考えた時、最もハードルの低いフレンドリーな乗り物。
さてそんな自転車、基本的にメリットが多い乗り物です。
例えば
- 重量税や維持費などがかからない
- 安価
- 運動にもなる
など、とにかく環境にもお財布にも”エコ”で、軽い”運動”にもなりえます。
そして、特性としては「一人乗り」の乗り物。
これがポイントです。
密閉空間とは無縁。空気を割き風を受け、一人で乗るものです。
さらに同じ二輪のバイクと違い、人力で駆動します。
健康維持に直結する「軽い運動」をかね備えます。
そして、都市圏なら電車など公共交通機関より「早く」移動することも可能です。
ホームや停留所で電車やバスを待つ時間、意外とタイムロスしてます。
自転車は乗って踏み込めばスムーズにスタートし、目的地に到着すれば速やかに下車できる。
これだけでも相当にストレスが軽減されます。
自転車通勤はストレスフリー
満員電車を想像してみてください。
見知らぬ人が押し込められた空間。
”パーソナルスペース”という言葉があります。一般的に人間は、親しい人以外の他者と「密接距離:0cm~45cm」の距離で接すると少なからずストレスを感じるそうです。
毎朝毎晩。1日の始まりと終わりに、ストレスを感じながら過ごす時間があるというのは辛くないでしょうか。
とりあえず僕は無理です。
人が密接し、そしてみんな疲れた顔でスマホをいじっている。
こんな光景見なれていませんか?
そんな環境から開放してくれる身近な乗り物、それが自転車です。
コロナ対策から学ぶ移動手段
一連のコロナウイルス問題で、「3蜜」という言葉が知れ渡りました。
3蜜とは
- 密閉空間
- 密集場所
- 密接場面
を指します。
ざっくりいいうと
「換気が悪くて、多数が集まり、間近で会話などが起きる。そんな感じ」の状況です。
まさしく公共交通機関のそれです。
それ自体が悪いとは言いません。地下鉄は便利な移動手段ですし、市内を走るバスは要所を抑えたスポットで降ろしてくれます。
問題は「利用者と環境」です。
全利用者がマナーが良い訳ではありません。
全利用者が同じ衛生意識を持っている訳でもないです。
今のタイミングは特に気にかかる部分でしょう。
もちろん、現実的物理的に遠距離を移動しなくてはいけない場面では、利用せざるをえないこともあると思います。
ですが、今一度ご自身の目的地までの移動距離を考えてみてください。
- その距離は電車バスなどの交通機関でしか移動できませんか?
- 地下鉄一駅分は歩けない距離ですか?
5キロ程度の距離は、自転車でもせいぜい15分程度で移動できます。
所要時間は地下鉄と同じか、もしくは電車を待つ時間や改札移動、階段上り下りなどをトータルで考えれば、自転車の方が早くて快適なくらいです。
結論。自転車は今こそ見直されるべき移動手段
この数ヶ月の間に働き方や学び方、時間の使い方など、様々な概念が覆されているように感じます。
学校の休校や年間スケジュールの変更。会社においては、在宅ワーク/テレワークの取り組みや、出勤/営業時間の変更、時差出勤によるレスポンシブな出勤形態の採用など。
決まった時間に決まった場所へ、レールの上を走るように過ごす日々が、大きく変わった人も多いとおもいます。
一連の問題は収束していませんが、ある意味でこれを機会と捉え、「自転車移動」を検討してみてはどうでしょうか?
自転車は健康的でエコ。そして、マイペースな乗り物です。
進みたければペダルを回し、疲れれば止まればいい。
目的地に決まった時間に到着したければ、ルートやペースを考え、自分のベストな選択を追求できる。
ただ乗ってしまって揺られるだけの電車ではなく、能動的に考えて行動する。
たまには遠回りしてもいいし、ただの「習慣」になっている移動を「冒険」に変えてくれる。
大げさかもしれませんが、自転車はそんな乗り物だと考えています。
ただでさえストレスの多い現代社会。そして今の情勢。こんな時だからこそ「自転車通勤」を是非ライフスタイルにとりいれてみては。
miki
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