2020.10.24 12:03慣れれば5分。ピストバイクの分解手順!ピストバイクの分解は簡単ピストバイクのメリットの一つといっても過言ではないのが、メンテナンスの簡単さです。そして、それを実現する最大の理由は、パーツ点数の少なさです。車体を構成するパーツ(部品)が少なければ少ないほど、単純に"分解"は簡単になります。分解の工程数が少なくなりますからね。それによって、必要な工具の点数も必然的に少なくなります。
2020.05.06 07:23入れすぎも入れなさすぎもNG!ピストバイクタイヤの空気圧自転車タイヤの空気圧について突然ですが、「自転車タイヤの空気入れ」を経験されたことはありますか?家にある空気入れでママチャリのタイヤに空気を入れたことや、地元の自転車屋さんで空気いいれを借りたこと、駐輪場にある貸し出しの空気入れで空気を入れたことetc..結構ほとんどの方が人生に一度は「空気入れ」の体験をしたことがあるんではないでしょうか。そんな空気入れ、何気なく適当にしていませんか?ママチャリの空気入れの際、どんな基準で「空気が入った!」と感じるでしょうか。乗った際に「タイヤが潰れなくなるくらい空気が入ってれば大丈夫!」空気を入れたあと、タイヤを指で押したりつまんだとき、「タイヤが固くなってれば大丈夫!」なんとなくこんなイメージで空気を入れていません...
2020.04.30 08:52毎日の通勤で使い倒すならブルックスのサドル。簡単メンテナンスとレザー張り調整のコツを紹介ブルックスのサドルをお勧めする理由数ある自転車サドルの中でも"歴史と品格"を兼ね備えているのが「ブルックス」のサドルです。まず見た目ですが、定番モデルの「B-17」を始め、クラシックなシルエットに仕上がっています。レザーと金属で構成されたデザインは、最新のレーシングサドルや軽量なカーボンサドル、シティサイクルのコンフォートサドルとは全く違う印象を与えてくれます。そして、ブルックスのサドルは「同じモデルの同じカラー」でも、同じものは一つとしてありません。これはレザー(本革)ならではの特性です。一点一点、色味の出方や革本来の風合いが異なります。さらに、乗れば乗るほどその風合いは変化します。乗り手の人間も、誰一人として同じ自転車の乗り方はしませんよね。サドル...
2020.02.02 02:01BROOKS(ブルックス)サドルのおはなし | オイルでお手入れメンテナンスの巻レザーサドルのオイルメンテナンス早いものでブルックスのレザーサドルを使い始めてから約3カ月。すっかりおしりにフィットしたレザーサドルは、なるほど確かに一級品です。以前の記事(BROOKS(ブルックス)サドルのおはなし | "慣らし"の巻)にて、「新品のレザーサドルは【1カ月に1回程度】オイルで慣らしをすること!」と書きましたが、じっさいのところ3か月間ほぼノーメンテナンスでやってきました。。笑せいぜい乾拭きを月2回くらいした程度です。"あまりオイルを塗りすぎても良くない"といいますが、塗らなすぎも問題です。正直、しょっちゅうオイル慣らしをしなくても、サドルはだんだん体になじみます。しかし。表面的な小傷の目立ちや、色つやの褪せていくさまは、ノー・オイルメ...
2019.11.15 04:05BROOKS(ブルックス)サドルのおはなし | "慣らし"の巻レザー(本革)サドルの慣らし前回の記事でブルックスのレザーサドルを個人輸入する経緯を書きました。本革のレザーサドルは初めはどうしても"硬い"です。そこで"慣らし"が必要になります。しっかり馴染んだレザーはバツグンのフィット感をもたらすといいます。長年履き込んだ革靴のごとく。チャーチやオールデンのシューズも手入れをして足馴染みするのに時間はかかります。その分愛着も湧くものですが、ブルックスもその類いのようです。これも間違いなく本革。何事も初めが肝心です。長く大切に使うために早速ブルックスB17の皮を慣らしていきます。オイルをなじませるブルックスのサドルを購入すると、皮の張り調整用スパナと専用のオイルが付いてきます。wiggleでもしっかりついてきました。
2019.10.17 10:30ピストバイクのカスタムはどこから?最初に交換するべき5つのパーツ完成車付属のパーツ比較的手ごろな価格で走行に必要なパーツがすべて装着されている【完成車】。一般的な感覚で「自転車を購入」しようと考えた時、ほとんどの人の脳内イメージは【完成車】のはずです。そんな完成車をリリースするメーカーやショップも増え、すぐに乗り出せる自転車の選択肢は、かなり幅が広がりました。さてそんな完成車ですが。いわゆる「ママチャリ」のようにノーメンテナンスで乗り続けると、割と早くあちこちの調子が悪くなってきます。ピストバイクはもともとがスポーツ機材。ママチャリと根本的に用途が違います。シンプルでカスタムし易い構造なのは、パーツの交換を簡単にするためでもあるのです。つまるところ、パーツ交換は必至です。完成車をカスタムして脱初心者!もちろん完成車...
2019.09.13 09:17ピストバイクのパーツ名!【フレーム編】一番大きなパーツ、フレーム今回から基本的な「パーツ」の名称(呼びかた)をメインに連載してみようと思います。パーツを調べたいとき、「パーツ名がわからん!」という事態、ありませんか?じっさい初めは誰しも手探りです!ですが、パーツ点数が少ないピストバイクなので、きっと直ぐ覚えていけるはずです。基本的なパーツ名を覚えておくとメリットがたくさんあります!例えばお店で修理を依頼するとき。「○○の○○が調子が悪い」など言えれば、スタッフさんにも伝わり易いくて問題特定もスムーズになるでしょう。通販で欲しいパーツを購入したいとき。パーツ名が分かれば直ぐに探せるし、自分のピストに使えるか調べるのも簡単になります。第1回の本日は【フレーム】についてです。バイクの中で最も大き...
2019.06.04 10:38ピストハブのカスタム | シールドベアリングのオイルチューン!【後編】ハブのオイルチューニングシールドベアリングのハブを意図的に分解し、回転を軽くするカスタムのご紹介。今回は「後編」です。▶前回のエントリー◀にて、シールドベアリングの分解&洗浄までを行いました。ここからは、実際に"オイルチューン"を施していきます。その前に。オイルチューンについての【メリット】と【デメリット】を挙げていきます。メリット回転が軽くなる→"グリス"に比べて粘度の低い"オイル"をベアリングに使用することで、ホイール回転時の抵抗が減る。これによってハブ(ホイール)が軽く回るようになる。スピードが乗りやすくなるため、走りやすさ/加速のしやすさにつながるデメリットメンテナンスの頻度が増える→"オイル"の粘度は低いため"グリス"より流れ出しやす...
2019.06.03 10:36ピストハブのカスタム | シールドベアリングのオイルチューン!【前編】ピストのハブをカスタム前回の投稿で"グランコンペ"のハブについてご紹介いたしました。日常使いとしては申し分ない、頑丈なハブです。▶前回のエントリー◀ただしシールドベアリング採用のハブは、入手しやすいグレードのモノは正直なところ、回転は【重い】です。シールドベアリングハブ(ホイール)で「より軽く」「より速く」走りたいなら、少し手を加える方法があります。今回紹介する方法で手持ちのシールドベアリングをカスタムすることで"今"より"速い"走りが体感出来るはずです。既製品の完組ホイールで「軽くて速いホイール」は、結構なお値段です。コストを抑えてホイールの回転を軽くする方法として、ご参考になれば。今回はシールドベアリングハブの構造ハブの分解オイルチューンの下準備こ...
2019.05.17 08:10NJSピストにダイレクトクランクを装着【オムニウム装着編】NJSピストにダイレクトクランク前回のエントリーで"カップ&コーン式"のBBを取り外しました。今回はNJSピストにダイレクトクランクを装着。問題なく着くのでしょうか。用意したのは定番の"SRAM OMNIUM"。競輪フレームにダイレクトクランクは邪道かもしれません。そもそも使用を想定したモノ同士の組み合わせではありませんからね。完全日本規格のNJSとアメリカンパーツのミックス、試してみます。ダイレクトクランク/SRAM OMNIUMもう何度も登場しているクランクです。ダイレクトクランクといえば的な存在。写真は取り外して掃除する前です。まあまあな汚れ加減。。
2019.05.15 04:59NJSピストにダイレクトクランクを装着【BB取り外し編】「NJSピスト」と「クランク」自転車の「クランク」は、脚力を加えて自転車を走らせるための最重要パーツ。クランク無しでは自転車は進みません。もっとも、ランチャリ代表の「ストライダー」にはクランクありませんが。笑
2019.02.02 07:45シートピンの「選び方」と「締め付けトルク」 | NJSピストのシートポスト取り付けピストのシートポスト取り付け方法ピストバイクに限らず自転車全般は、座るための"サドル"を取り付けるために、フレームに"シートポスト"を装着します。("ISP/インテグラルシートポスト"なんてのも中にはありますが、ここでは触れません)"シートポスト"っていうのはサドルの下についてる棒ですね。この棒をフレームに挿して使うわけです。しかし!ただ差し込むだけでは意味がありません。腰かけた瞬間にサドルが沈みます。なので"シートポスト"をフレームに固定してやる必要があるわけですね。今回の投稿は、シートポストの固定に使うパーツシートクランプシートピンこの2つについてです。とくに"シートピン"については、私も余りよくわかっていない部分もあり、メーカー様にお伺いもしまし...