もうすぐ春。フレームは万全ですか?

ピストメンテナンス【錆止め編】


あったかくなって「よっしゃ乗るぜ!」って気持ちになった矢先、しばらく放置してたせいでなんか調子悪い・・・


そうならないようにちょっとだけ、フレームをメンテしてやろうと思います。


フレームの大敵、といえば「錆」ですね。

特にクロモリフレーム愛好家であれば「錆」は気になってしまうところ


クロモリは鉄系素材の特性上、"いつかは必ず"錆が出ます

どんなに気を付けていても。です。


まあ正直なところ神経質になりすぎてもしんどいですし、クロモリの宿命として錆とも付き合うくらいの余裕を持ちましょう。

ですが。余裕持ちすぎて

放置しとけばいい

って意味ではありません。

それなりにメンテナンスは必要です。


特に、普段目に見えない

フレーム内部

です。


フレーム内部は素材がむき出しです。塗装とかされてません。

表面はきれいでも、シートポスト引っこ抜いたらバリバリ錆まみれだったりします。

ちゃんと組んでもらった(組んだ)から大丈夫!って思ってても、何年も放置してれば間違いなく錆びます。


鉄が錆びる原因といえば「水分」。

いつの間にかフレームを蝕むこの「水分」を遠ざけてやることがミソです。

さっそくやってみましょう。


▲クロモリフレーム。あらかじめパーツを取り外してます


このクロモリフレームに防錆対策をしていきます。

今回つかうのはコレ。

▲レスポ防錆スプレー。スプレータイプなのでまんべんなく塗布できます^^

このスプレーオイルは数ある防錆材の中でも「錆を防ぐ」点に特化したツワモノ。"水置換性"という、水分の下に潜り込んで錆止めバリアを貼ってくれるすごいやつ。

直接水に接しない箇所においては防錆効果を超長期間持続するという自信作。フレーム内部に使うために存在するといっても、おそらく過言ではないでしょう。


付属のノズルを装着して、このスプレータイプの防錆材をフレームパイプ内部にふきつけていきます。


フレームパイプ内部につながる「穴」へ一箇所ずつ。


▲BB(ボトムブラケット)シェル。ここはフレームパイプ内部にたくさんアクセスできる


▲リアエンド。上下にちっさい穴が開いてますね


▲シートを引っこ抜くと、トップチューブ内につながる穴が出現


▲一箇所につき2秒間くらいプッシュしてやります。


室内で塗布するときは、火の元に気を付けて換気しながら行いましょう



さらにこのスプレーの優れているところは

「全ての塗装面に使える」

そんな万能選手なところ。


中には塗装や一部の素材に対してダメージを与えてしまう防錆材もあります。

けどこれは大丈夫。

ウェスに吹き付けてガンガン表面を磨いてやります。


▲いい感じに綺麗になりました。



しっかり吹き付け終わったらしばらく放置です。

僕は2~3日くらい干しておくことが多いですね。


冬の間に乗らなかったフレームは、シートポストの隙間やBBシェル、ステムまわりなどから水分や汗が侵入してたりします。


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2021/03/13

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