GRAN COMPE(グランコンペ)
「GRAN COMEPE」は、大阪の門真市にある"株式会社ヨシガイ"がリリースする日本製品プロダクト。
「GRAN COMEPE」製品リストにはハンドルやタイヤもありますが、ホイールの「ハブ」もリリースされています。
ピスト好きなら一度は見たことがあるはずのハブ。
上位モデル(?)として競輪用モデル"GRAN COMPE PRO HUB "もあります。
"タフ"で"コスパ"のいいハブ
「GRAN COMEPE」のハブは幾つか種類も出ていて、また「完組みホイール」も用意されています。
ハブ単体なら手組ホイールに使うもよし、前後セットで完組みのホイールを選択するもよし。
なにせ頑丈でトラブル知らずなハブです。
めちゃくちゃ回転軽くて良く走る、というわけでもないですが、完成車の付属品などより抜群に回ります。
そして、回転部分は【シールドベアリング】なので基本メンテナンスフリー。
毎日の出勤などの用途でピストに乗る人には、是非ともおすすめしたいハブです。
実際、3年以上雨の日も雪の日も乗り続けている出勤ピストのハブもグランコンペですが、
ノーメンテでも特に不調を感じません。
GRAN COMPE(グランコンペ)ハブのシリーズ
素敵なグランコンペハブにはいくつかシリーズがあります。
GRAN COMPE HUB
先ず定番の「GRAN COMPE HUB」。
回転部分はメンテナンスフリーなシールドベアリング。
リア用は「両切り」仕様なので、ハブの左右にコグを装着可能。
左右で異なるギア比の固定コグをつけることで、ホイールをひっくり返して違うギア比に簡単に変えられます。
片方のコグ装着部のネジ山が潰れても、反対側が潰れていなければ長く使うことができますね。
スポークを通すホール数は【28H、32H、36H】と選べるので、様々なリムに対応。
36Hなら競輪用のリムも装着できます!
ちなみに。
リア用の展開として、リアエンド幅110mm、シャフト径8mmのピストフレームに対応するニッチなリアハブもあります。
▲オーバーロックナット110mm / 8mmカットシャフト
GRAN COMPE I-HUB
リアハブのみのシリーズです。先ほどの「GRAN COMPE HUB」と基本スペックは同じです。
大きな特徴は、リアハブの構造。
コグを装着する箇所のネジ山が、片側が固定コグ用/片側がフリーコグ用
となっており、フリー/固定 両方のコグをつける事が出来ます。
ホイールをひっくり返すだけで、フィックスとシングルスピードに切り替えが出来るようになります。
ホール数は32Hのみの展開なので、手組の際はご注意を。
GRAN COMPE PRO HUB (NJS)
こちらは競輪競技に使える本格仕様。
とはいっても、一般人でも購入できます笑
回転部分はカップ&コーン式の為、定期的にメンテナンスは必要になりますが、うまく調整出来れば本当によく回ります。
シールドベアリングに比べると、どうしても防水防塵性が劣るので、、雨天の日などは避けた方が宜しいかと。
競輪(NJS)規格の為、ホール数は36Hのみの展開。
GRAN COMPE 完組みホイール
最初から、リム/リムテープ/スポーク/ニップル/ハブ で完成されている、
完組みホイールです。
デフォルトで使われているリムのハイトは、浅すぎず深すぎずな【23mm】。
最近主流のディープリムに比べるとクラシックな雰囲気です。
正直、重量も軽くは有りません。
特別にとび抜けた性能が有るわけでもありません。
ただし頑丈です。ガンガン使っても潰れない。簡単にフレたりもしません。
毎日の通勤使用や簡単なトリック遊びをしたいなら、前後セットで4万円以下の完組ホイールとしてはかなりおすすめです。
デイリーに乗るのに最適なハブ
「より早く、より軽く」走りたい場合は、海外メーカーのレース仕様ハブや、抜群に調整されたNJSハブを使う方がいいのは間違いありません。
ただし街乗りや遊びメインな場合なら、「長く使えてそこそこの価格に抑えたい」もの。
そんな時、GRAN COMPE(グランコンペ)は一つ持っておいて損はないです。
走り用/普段使い用 などに分けて複数のホイールを持っておくと、乗り方/遊び方の幅も広がります。
・・まあ、グランコンペのシールドベアリング分解して回転軽くする方法もありますが。長くなるのでまた次回。笑
今回ご紹介した「GRAN COMPE」を展開する、「株式会社ヨシガイ」様のページはこちら。
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miki
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