スラム・オムニウムクランクの構造 | ピスト用ダイレクトクランクを分解!

SRAM(スラム)のピストクランク【OMNIUM(オムニウム)】

通称オムニウム。

ピストユーザーのクランクとして、ロングセラーのダイレクトクランクですね。

MICHE(ミケ)のクランク「ピスタード」やROTOR(ローター)等と並んで人気のクランクの一つ。


中でもこのオムニウムは、ピストダイレクトクランクの草分け的存在とされますね。

一般的なスクエアテーパーのクランクと比べ剛性の高さやメンテナンス性の良さ、使用するボトムブラケットの軽量さがウリのプロダクト。

それがダイレクトクランク。


クランクシャフトや専用ボトムブラケットが中空構造になっていて、アームの先端に穴が開いているのが見た目的な特徴。

向こう側の景色が見えます。


なじみのない方には一見奇怪(?)なこのクランク。

どんな構造になっているんでしょうか。

約一年間ほぼノーメンテで使用したオムニウムクランクを、この機会にチェックついでに分解してみます。


パーツ構成を確認していきます。



オムニウムクランクを取り外す

クランク自体の取り外しは「超」簡単です。

左クランクアームの根元にある"ボルト"を緩めるだけ。

ただそれだけです。


六角レンチで緩めてやると左クランクがどんどん手前に押し出され、勝手に抜けてくれます。

左クランクが抜けたら、右クランクはそのまま手で引っこ抜くことができます。

一般的なスクエアテーパーのクランクを外す作業に比べて、強烈にイージーです。

この辺りに、ダイレクトクランクのメンテナンス性の良さを感じます。

実際、初めて装着したとき感動しました。


続いてボトムブラケット(BB)を外します。

オムニウムのボトムブラケットを外すときは、BBを外すための工具が必要になります。

【シマノのホローテックⅡ対応】のBB外しがあれば大丈夫です。ばっちり代用が効きます。

このロブスターみたいな工具を、こんな風に噛ませて、外していきます。




先ず左側のBBを「反時計回り」に緩めて外し、、

右側のBBを「時計回り」に緩めて外します。

※左右でネジ切りの向きが違うのでご注意を。。




左クランクのボルトを外してみる

フレームから、【クランク】及び【ボトムブラケット(BB)】を取り外すことができました。


オムニウムクランクの概要としては、

--
・BBの真ん中に、右クランクのシャフトをつっこんで、、

・右クランクのシャフトに左クランクをネジ止めする

--

と、、いう。

非常に簡単なものです。


おおまかに構造は分かりますが、左クランクがボルトを緩めるだけで取り外しできるのはなんでだろう。

と、興味がわいたので。

画像の真ん中のヤツです。


この際左クランクも分解してみました。

すると、、

写真の左クランク横側に、2つのパーツがあるのが分かりますでしょうか。

このような部品が入っていました。


左クランクの構造体は、

--

・左クランクアーム

・ワッシャー(写真撮り忘れました。。)

・フィキシングボルト

・クランクキャップ

--

この四つです。


クランクキャップが【ストッパー】の役割を果たすことで、【フィキシングボルト】を緩めた時に内部でボルトが動かず、クランクが勝手に押し出されるようになっていたんですね。

簡単シンプルな構造ながら、天才的な発想です。。


写真だけでは分かり辛いので、下に今回の分解イラストも載せておきます(余計分かり辛い?笑)。


結論。オムニウムクランクは思ってるよりシンプルだった

如何でしょう。

思ったより構成パーツ数が少ないオムニウム。

これだけ構成パーツ数が少いからこそ、異音の発生や破損が起きないのでは。


ちなみに、今回の分解で"クランクキャップ"を外していますが、本来は外さない方がよいとされています。

外して紛失してしまうと、2度と左クランクを外すことができなくなりますからね。。笑

クランクキャップ無しでは、中のフィキシングボルトは外せてもクランクは永遠に置き去りにされてしまいます。

クランクキャップは、特に問題がなければそのままで大丈夫です。

しかし、触ったときにもしも緩みを感じたら、直ぐに締め直しておく必要はあります。

ただこのクランクキャップ、かなり六角穴の大きさがデカい。笑


中々一般的な自転車整備に使う六角のサイズでは無いので、近くのショップなどでプロにお願いした方が宜しいかとも思います。


それでも自身でトライしてみたい方、くれぐれもサイズ選びにはご注意を。

サイズが合わないレンチで六角穴をナメると後が面倒ですからね。。


六角レンチのサイズ選びイラスト書いてみたので、併せて掲載します。

今回はオムニウムクランク&BBの取り外しを行いました。


取り外した際はかなり汚れが溜まっていることもあります。

パーツクリーナ―などで古いグリスを落とし、新たにグリスアップして組付ける。

それだけでかなり足回りの調子は良くなるので、ぜひお試しあれ。


※オムニウムの組付けマニュアルがSRAMのHPに有るので、リンクも載せておきます。

http://www.dirtfreak.co.jp/cycle/sram/service/sram/road/95-6115-012-000_rev_b_red_cranksets.pdf


▼ SRAM "OMNIUM" ▼



▼オムニウムクランクの純正BBは単品でもゲットできます▼



取り付けの際は、既定トルクで組付けを!


miki

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2021/03/13

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